2017年度 事業活動・実績報告
当協議会では、会員向けの日帰り研修会や講習会の開催、相模原市の関連審議会への参画など、さまざまな活動を行っております。
年間事業
平成29年度の事業活動の実績とその一部を紹介いたします。
平成29年 | 4月 | |
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5月 | 定期総会 会報「第38号」リリース | |
6月 | ||
7月 | 第1回日帰り研修会 | |
8月 | 平成29年 第1回 相模原市廃棄物減量等推進審議会 | |
9月 | ||
10月 | 講習会 | |
11月 | 第2回日帰り研修会 | |
12月 | ||
平成30年 | 1月 | 設立40周年記念行事 |
2月 | 第10回合同情報交換会 | |
3月 |
事業活動報告
第10回合同情報交換会
- 実施日
平成30年2月9日(金)
- 場所
厚木商工会議所
- レポート
第10回3団体合同情報交換会が開催されました。3団体合同情報交換会は厚木地区廃棄物対策協議会、神奈川県県央地区廃棄物処理業協議会、当会による三団体共催によるイベントです。
今回は、「水銀廃棄物の適正処理について」「PCB廃棄物の処理状況について」「廃棄物全般事項について」事前アンケートで集約した結果についてQ&Aを行いました。
また、2名の講師をお招きし第1部講演会では県央地域県政総合センター環境部環境調整課技師米山翔太様による「廃棄物の適正処理について」、第2部講演会では野村興産渇c業部営業課グループ長松原滋様による「水俣条約の動向と最新適正処理技術」についてご講演頂きました。


設立40周年記念行事
- 実施日
平成30年1月19日(金)
- 場所
相模原市立産業会館
- レポート
相模原廃棄物対策協議会の設立40周年記念行事が開催されました。会員会社26社、相模原市役所、厚木地区廃棄物対策協議会、神奈川県県央地区廃棄物処理業協議会および当協議会牽引してくださったOBの方々ほか多数のご来賓にご臨席をいただき盛大に催されました。記念行事は4部構成され、第1部記念式典、第2部記念フォトコンテスト、第3部記念講演、第4部記念祝賀会の順に執り行われました。
第1部 【記念式典】
酒見会長の挨拶に始まり、相模原市環境経済局資源循環部藤田長様よりの祝辞をいただきました。また当会功労者潟jフコ平本の表彰を行いました。
第2部 【記念フォトコンテスト】 写真家橋ぎいち様を審査委員長に迎え、金賞・銀賞・銅賞授与および記念品贈呈を行いました。 続いて各賞についてのユニークな講評をいただきました。
第3部 【記念講演】
北里大学教授清先生による処理困難物質を含む廃水の生物処理による浄化について興味深い講演をいただきました。産廃に関係した内容でかなり好評でした。
第4部 【記念祝賀会】
会場にはフォトコンテスト全作品が展示され、過去の日帰り研修会集合写真・30周年記念行事の写真のスライドが流れ、また軽快なBGMのなか催されました。会長、ご来賓、OB、フォトコンテストの入賞者 ・審査委員長、講演者を交えての歓談がなされました。くつろいだ雰囲気のなかでTOMOYA氏によるテーブルマジックが花を添えました。
お集まりの方々には長時間にもかかわらず最後まで記念行事に参加していただき、またお祝いをしていただきましたことは、皆様の当会へのご支援のしるしとして真摯に受け止め、厚く感謝申し上げるとともに、今後ますます当会を発展させていくことを一同決意いたしました。




第2回日帰り研修会(優良施設見学会)
- 実施日
平成29年11月24日(金)
- 見学先
(1)潟Aルフォ 城南島飼料化センター
(2)極東開発工業渇。浜工場 - レポート
今回は、参加者19名で2か所を見学しました。
今回の両社とも、見学プログラムがよく整備されており、社会貢献等に注力されている姿勢を強く感じました。
アルフォでは、廃食品から配合飼料を生産しており、真空天ぷらのような「油温減圧式脱水乾燥」で、他では処理不能な貝や骨等も処理し、資源化率を向上されていました。
極東開発工業では、特装車両のダンプ等を製造をしていますが、特に溶接技術が強みで、「製缶道場」なる研修所を設置し、技能研修や溶接技術大会に注力されていました。


講習会
- 実施日
平成29年10月20日(金)
- 場所
麻溝台リサイクルスクエア
- プログラム(講演、施設見学)
(1)『神奈川県の廃棄物に関する取組について』
講師:神奈川県 環境農政局 環境部 資源循環推進課 調整グループ
主査 夏田 将彦 様
(2)『南清掃工場』施設見学
講師:相模原市 環境経済局 資源循環部 南清掃工場
主査 関山 剛 様
- レポート
(1)『神奈川県の廃棄物に関する取組について』の講演では、廃棄物に関する基本的な知識や各取組概要を丁寧に説明頂きました。多くの取組項目がある事やその計画の課題等、よく理解できました。
(2)『南清掃工場』施設見学では、一般廃棄物の処理全体の流れやどのような技術や設備で「排ガス処理」、「焼却」、「リサイクル」、「熱回収と利用」等を行っているかを説明頂きました。非常に興味深く、感心させられました。
いずれの講演も見やすい資料やパネルでの説明が非常に分かりやすく感じました。今回の講演内容は今後の環境改善活動取組の参考にしていきたいと思います。
第1回日帰り研修会(優良施設見学会)
- 実施日
平成29年7月21日(水)
- 見学先
(1)慨UBARU 群馬製作所 矢島工場 スバルビジターセンター
(2)群桐エコロ褐Q馬ハイブリッドクリーンセンター - レポート
平成29年度第1回日帰り研修会は、参加者19名にて群馬県内施設2か所の見学を実施しました。
慨UBARU群馬製作所矢島工場では、各工場を巡り工程について説明を頂き、スバルビジターセンターでは、スバルの歴代の車を見学させて頂きました。
また、環境対応については、工場廃棄物は100%再利用され、塗装工場に於いては、油性塗料から水性塗料に切り替える事により、VOCの排出量を大幅に低減されているとの事で、環境に配慮したクリーンな工場との印象を受けました。
群桐エコロ褐Q馬ハイブリッドクリーンセンターでは低濃度PCBの無害化処理、産業廃棄物及び廃油の処理リサイクルについてお話しを伺いました。
こちらで処理される廃棄物は『ロータリーキルン式焼却溶融炉』で焼却された後、人工砂として新たな製品となり、また廃油については燃料油として再生し、焼却炉の助燃材として使用され、全てがリサイクルされているとの事で、非常に興味深い内容でした。
今回の研修会は生産工場と廃棄物の処理工場の両極の施設の見学となり、各々の環境への取り組みや考えについて、大変貴重なお話しをお伺いする事が出来ました。


定期総会
- 実施日
平成29年5月12日(金)
- 場所
相模原市民会館
- レポート
平成29年5月12日、五月晴れのなか、相模原市民会館に於いて、第41回定期総会が開催されました。出席会社26社(ほか委任会社58社)のもと、議案7件について審議し、全て原案のとおり可決承認されました。 総会終了後、相模原市役所、厚木地区廃棄物対策協議会、神奈川県県央地区廃棄物処理業協議会からのご来賓の方々にもご参加いただき、懇親会を行いました。 席上では会員、ご来賓との親睦を深め有意義な時間となりました。
