令和元年度 事業活動・実績報告
当協議会では、会員向けの日帰り研修会や講習会の開催、相模原市の関連審議会への参画など、さまざまな活動を行っております。
年間事業
令和元年度の事業活動の実績とその一部を紹介いたします。
2019年(平成31年) | 4月 | |
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2019年(令和元年) | 5月 | 定期総会 会報「第40号」リリース |
6月 | ||
7月 | 第1回日帰り研修会 | |
8月 | ||
9月 | ||
10月 | 講習会 | |
11月 | 第2回日帰り研修会 | |
12月 | ||
令和2年 | 1月 | |
2月 | 第12回三団体合同情報交換会 | |
3月 |
事業活動報告
第12回三団体合同情報交換会
- 実施日
令和2年2月6日(木)
- 場所
厚木商工会議所5階 大会議室
- レポート
第12回となる神奈川県県央地区廃棄物処理業協議会、厚木地区廃棄物対策協議会、相模原廃棄物対策協議会による三団体合同情報交換会が開催されました。今回は、神奈川県県央地区廃棄物処理業協議会が担当団体となり、事前アンケートによるQ&A方式の結果発表に続き、第1部講演会では神奈川県県央地域県政総合センター矢板千英子様から『災害廃棄物の処理について』、第2部講演会では株式会社エコロ代表取締役後藤雅晴様から『国内資源循環・再利用のあらたなマテリアルリサイクルについて』、第3部講演会ではアーキアエナジー株式会社代表取締役植田徹也様から『地方創生・地産地消を叶えるバイオマス発電プロジェクト』についてご講演頂きました。


第2回日帰り研修会
- 実施日
令和元年11月15日(金)
- 見学場所
(1)コアレックス信栄株式会社(静岡県富士市中之郷)
(2)キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所(静岡県御殿場市柴怒田) - レポート
新元号になり第2回目の日帰り研修会では、静岡県の2社へ参加者17名で伺いました。
コアレックス信栄株式会社殿では、企業・自治体や各家庭より回収した古紙、機密文書から金属やフィルムなどを取り除き溶解し、富士市の湧水を用いて生産された、高品質なコアレストイレットペーパーを製造・販売しています。
その製造工程で発生した廃棄物は、各種リサイクルによりゼロエミッションをほぼ達成しているそうです。
また、大地震などの災害時は、地域住民や帰宅困難者の避難場所として会社施設を提供するそうで、社会貢献にも力を入れている企業だと感じました。
次に伺ったキリンディスティラリー富士御殿場蒸留所殿は、ウイスキーの仕込みからボトリングまで一貫して行う、世界でも珍しい蒸留所です。富士の恵まれた自然環境の中で製造されたウイスキーは、まさに自然からの贈り物であると感じました。


講習会
- 実施日
令和元年10月23日(水) 13:30〜15:40
- 場所
相模原市市民会館 2階講習室
- 演題
第1部『県内の不法投棄の現状と対策について』 13:30〜14:30
講師:神奈川県 環境農政局 環境部 資源循環推進課
適正処理グループ 主任主事 三枝木 滋之様
第2部『化学物質の安全管理を「リスク」の観点で考える』 14:40〜15:40
講師:環境省事業 化学物質アドバイザー
労働安全コンサルタント 北村 卓様 - レポート
第1部では『県内の不法投棄の現状と対策について』講演頂きました。 「不法投棄」とは廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条第1項の「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」とあり、このみだりが法律の重要なポイントであることを教わりました。
第2部の『化学物質の安全管理を「リスク」の観点で考える』では、「作業者へのリスク」「環境へのリスク」「製品からのリスク」「事故・災害時のリスク」の4つのリスクに対応する必要があり、これらのリスク管理方法について学びました。また、「リスクアセスメントを行いリスクマネジメントに展開させ継続的な改善活動につなげることが大事」であることを学びました。



第1回日帰り研修会
- 実施日
令和元年7月19日(金)
- 場所
(1)株式会社金澤紙業(藤沢市白旗)
(2)プレス工業株式会社 藤沢工場(藤沢市遠藤) - レポート
新元号になり最初の日帰り研修会では、藤沢市の2社へ参加者17名で伺いました。
株式会社金澤紙業殿は、各家庭の新聞や古紙、紙パック、パンフレットなどを回収、選別梱包し、再生資源として製紙業者へ販売しています。
解説の中で、古紙にレシートなど感熱紙や臭いの強い紙、ろう付ダンボールなどが混入すると再生紙の品質低下に繋がるとの説明があり、紙の分別を検討する上で勉強になりました。
次に伺ったプレス工業株式会社殿は、トラックのフレームや車軸、油圧ショベルの運転室などを製造しています。
中でも、トラックのフレームを4000tプレス機で加工する様子は見応えあるものでした。
また、随所での業務改善が、結果的に廃棄物の削減に繋がったというお話は大変印象的でした。


定期総会
- 実施日
令和元年5月24日(金)
- 場所
相模原市立産業会館
- レポート
令和初となる平成31年度第43回定期総会が五月晴れのなか開催されました。議決権を有する出席会社は25社(有効委任状提出は33社)のもと、議案6件について審議がおこなわれ、全て原案通りに可決承認されました。総会終了後の懇親会には会員、相模原市役所、厚木地区廃棄物対策協議会、神奈川県県央地区廃棄物処理業協議会からの来賓など多数の方々にご参加いただきました。新体制の役員および参加者各々の親睦も深まり、大変有意義な時間となりました。
